姫と年下王子たち
「もーっ!!なんなのよ、あのー…」


すると、怒った客も…。


「大丈夫ですか…?」

「…は、はい…♪」


簡単におとなしくなって、はにかむ。


ほんと、女って単純だな。


新しい席も用意して、客の機嫌は治った。



「長谷川く~ん♪」


俺が黙々と仕事をしていると、俺を呼ぶ声が聞こえた。

見ると、常連客と化している奥サマたちだった。


「こんにちはっ」
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