姫と年下王子たち
俺は、絢斗に手招きをした。


「イデデデっ…」


そして、絢斗の頬をつねった。


「なんで、つねるんだよっ!」

「いや、なんとなく」


ってゆうか、ひなちゃんに俺の真っ裸疑惑を持たせた罰。



俺はそのあと、風邪薬の副作用で眠りについた。


夜行バスに乗る頃でも、当然熱は下がってへんかった。


帰りは涼の隣。


「体調どう?」

「…最悪やわ」
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