姫と年下王子たち
とりあえず、元気なことはわかっている。
だから明日、神龍寺家にチョコレートケーキを渡しに行くついでに、久しぶりに絢斗の顔を見に行こうと考えていた。
「絢斗さんがまだもらっていないのに、俺たちが先にもらうなんてこと…できません!」
ダイスケくんはあたしの目を見て、キッパリとそう答えた。
「いいじゃん、そんなのー!」
「…できませんっ!」
頑なに断るダイスケくん。
だから明日、神龍寺家にチョコレートケーキを渡しに行くついでに、久しぶりに絢斗の顔を見に行こうと考えていた。
「絢斗さんがまだもらっていないのに、俺たちが先にもらうなんてこと…できません!」
ダイスケくんはあたしの目を見て、キッパリとそう答えた。
「いいじゃん、そんなのー!」
「…できませんっ!」
頑なに断るダイスケくん。