姫と年下王子たち
…なんて、汚いヤツ!!


そのとき、白虎の1人が背後から絢斗に近づくのが見えた。


…そして、握り拳を振りかざす。


「…危ないっ、絢斗!!」


あたしの声に反応した絢斗は、スルリと背後からの拳を避けた。


瞬時に絢斗は、拳を構えた。


絢斗は白虎のメンバーに囲まれた状態で、周りを睨みつけ牽制する。


いつ、どこから襲いかかられても、すぐに反応できるようにだ。
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