姫と年下王子たち
2人は向かい合って、なにかを話しているようだった。
あたしのいる位置からじゃ、到底その会話は聞き取れない。
少しして話が終わったのか、レイジが絢斗に背中を向けた。
「ひなー!」
すると絢斗が、なぜか笑顔で手を振りながら叫んだ。
なんで、こんな状況で笑顔…!?
「あのさー、お願いがあんだよ」
「お…お願いっ?…なに?」
いつものように、気楽そうに話す絢斗。
あたしのいる位置からじゃ、到底その会話は聞き取れない。
少しして話が終わったのか、レイジが絢斗に背中を向けた。
「ひなー!」
すると絢斗が、なぜか笑顔で手を振りながら叫んだ。
なんで、こんな状況で笑顔…!?
「あのさー、お願いがあんだよ」
「お…お願いっ?…なに?」
いつものように、気楽そうに話す絢斗。