姫と年下王子たち
あたしが、目をつむったまま尋ねると……。


…ボコッ!!

ドサ…


…鈍い音が聞こえ、だれかが地面に倒れるような音もした。


「い…今のなに…!?ねぇ、絢斗!」


叫んでみるが、絢斗からの返事はない。


そのあとも、その鈍い音は絶え間なく続いた。


「アッハハハハッ!」

「おもしれー!!」

「こりゃ、爽快やな!」


おもしろおかしく笑う、白虎のメンバー。
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