姫と年下王子たち
それならこんなヤツら、まとめて片付けられるじゃないっ…!



「なんで、反撃しないの…!?絢斗なら、一瞬のはずでしょ…!?」


すると、レイジが絢斗の正面に回り込んだ。


「確かに、一瞬かもなぁ!でも…あんたがいちゃあ、こいつは手出しもできねぇほどのチキン野郎ってことやっ!!」

「…ゔっ…!!」


絢斗の鳩尾に、レイジの拳がめり込む。

苦痛に歪む…絢斗の顔。
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