姫と年下王子たち
…すごく怖くなった。


“当たり前”だと思っていたから、絢斗がいつもあたしのことを見てくれているということに、今まで気づけないでいた。


それが、とても幸せなこととも知らずに…。


…でも、やっとわかったよ。


いつも勝手に家に入ってきて、彼氏ヅラして迷惑だけど…。

そんな絢斗が、あたしにとっては大切なんだ。



あたし、絢斗とも真剣に向き合うよ。
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