姫と年下王子たち
涼は、桔平を冷めた目で見る。
「べつにええやん♪だって、めっちゃ嬉しかってんもん♪」
“めっちゃ嬉しかってんもん♪”
ってわざわざ言わなくても、この写真と今のお前から、嫌ってほどにその嬉しさが伝わってくるっつーの。
あー…、イライラする。
俺は無意識のうちに、あからさまに不機嫌そうな顔をして、桔平に視線を送っていた。
「絢斗も、そうイラつくなよ」
「べつにええやん♪だって、めっちゃ嬉しかってんもん♪」
“めっちゃ嬉しかってんもん♪”
ってわざわざ言わなくても、この写真と今のお前から、嫌ってほどにその嬉しさが伝わってくるっつーの。
あー…、イライラする。
俺は無意識のうちに、あからさまに不機嫌そうな顔をして、桔平に視線を送っていた。
「絢斗も、そうイラつくなよ」