姫と年下王子たち
でも、これが俺の作戦だった。


…その作戦というのは、前に黒龍で集まったときに、タカシからアドバイスをされたのだ。



「絢斗さん、ご機嫌っすね!」

「まぁな~♪」

「スノボー旅行、そんなに楽しかったんすか?」

「当ったり前だろ~♪ひなといっしょなんだから♪」


俺はこれでもかってほどに、タカシにノロケていた。


「で、その旅行で、ひなの姐さんとイイ感じになったんすか~?」
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