姫と年下王子たち
やっぱり絢斗の仕業か。


「それに、絢斗にピアスの穴も開けてもらったんだ」

「…ピアスもっ!?」


自慢気に見せる翼の左耳には、ピアスの穴が1つあった。


絢斗の耳には、左に4つ、右に1つの合計5つのピアスの穴が開いている。


だから、人のピアスの穴を開けるのも得意だと言っていた。


「調子に乗って~…」

「ねーちゃんだって開けてるんだし、いいじゃん!」
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