姫と年下王子たち
時計を見ると、もう6時だ。

小部屋の使用は、6時半までとなっている。


「盛り上がってたけど、…片付けしよっか」


1人が寂しそうにそう言うと、みんな席を立って、お菓子の袋をゴミ袋に入れ始めた。


協力して後片付けをしたおかげで、6時半までには小部屋はもとのキレイな状態に戻った。



「じゃあ、お疲れ様!」

「うん!元気でねっ」


カバンを肩にかけると、みんな次々と小部屋を出て行った。
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