姫と年下王子たち
だから…徐々に、あたしはもうcoco-toには必要ないんじゃないかなと考えていた。


それに、3人への気持ちを閉まおうと決心した。

ここで、長谷川くんといっしょに仕事をすることが…辛い。



「なんで…いきなり」


店長の右手の指に挟んでいたタバコの灰が、ポロッと灰皿に崩れ落ちる。


「あたし…これからもなかなか出勤できないと思いますし、このままじゃ店長やみんなにも迷惑をかけるだけなので…」
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