姫と年下王子たち
自分の気持ちを封じるため。

3人には、あたしへの気持ちを諦めてもらうため。


由香里や美姫ちゃんの恋が実ってほしいし、絢斗にも必ず、好きになってくれる人が現れるはず。


あたしは、そう願っている。



でも、…どうしてだろう。


心にぽっかりと、穴が開いたような感覚がするのは…。

そして、無性に寂しくなるのは……。



ミーン、ミンミンミーン…!!
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