姫と年下王子たち
けどそれは、美姫が好きやからとかじゃなくて…。

美姫の気持ちを汲んでやりたいってゆう、…ただの同情。


はたして美姫は、そんな同情で俺に抱きしめられて…嬉しいんやろうか。

幸せな気持ちになれるんやろうか…。


…いや、なれへん。


少なくとも、それは辛い気持ちを和らげてやったってゆう、俺の自己満足でしかない。


セフレやったとき、俺はその気持ちを知らずに美姫を抱いてた。
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