姫と年下王子たち
さっさと明煌大学に合格して、またすぐに銀髪に染めてやるっ!



午前の講習も終わり、昼休みに入った。


おふくろが作った三段弁当を開けると、上段には俺の大好物の唐揚げがぎっしりと詰まっていた。

見ただけで、よだれが出る。


「いっただっきま〜す!」


と、さっそく弁当を食おうとしたら…。


「おい!翼、絢斗、桔平、涼っ」

「「ん?」」


タイミング悪く、クラスのヤツに名前を呼ばれた。
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