姫と年下王子たち
「なんだよ?」

「お前ら4人、森本先生が呼んでたぞっ」

「…え〜、森ティーが?なら、あとで行くよ」

「いや、今こいだって!」

「えぇ〜…」


俺は開けた弁当箱のフタを、再び閉じる。


せっかくの昼メシだってのに~…。



俺らのクラスの担任の森本先生。

ほかの先生よりも若いなりには、ちゃんと俺たちの面倒を見てくれる、いい先生。


今は、進路の相談にも熱心にのってくれている。
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