姫と年下王子たち
あたしたちは、いつもと変わらないメグの様子を見て、やれやれと苦笑する。


するとすぐに、メグが飛び出してきた。


「…ひ、ひなっ!」


なぜか、慌てているメグ。


「どうかした?」


あたしは首を傾げる。


…と、ここで、あることを思い出した。

今みたいなこと…、前もどこかで……。


メグが人だかりの中に突っ込んで、慌ててあたしのところに戻ってきた状況があった…。
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