姫と年下王子たち
…恥ずかしすぎるっ!


「おっ…下ろしてよー…!!」

「イヤっ。下ろしたら、またひな逃げようとするだろ?」


絢斗の腕の中でばたついてみても、…ダメ。


「絢斗、ナイス!そのまま、ひなちゃんを連行や~!」


桔平くんは、あたしのバッグを肩にかけた。


「秋月さん借りて行くけど、いい?」


長谷川くんが、メグたちに尋ねる。


「…待って!あたしは今から、みんなとカフェに行くつもー…」
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