姫と年下王子たち
「その代わり、お前らはもしB判定に下がったら、ひなとのデートはナシな!」


と、A判定の2人に対して、絢斗は勝手に条件をつけた。



その2週間後…。

模試の結果が返ってきた。


3人はあたしの家にきて、それぞれ模試の用紙を見せた。


桔平くんと長谷川くんは、もちろんA判定。


そして、気になる絢斗の判定は……。



「…すごいっ」


あたしは、思わず息を呑んだ。
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