姫と年下王子たち
「…ある程度は」

「あんたって、女心がまったくわかってないからねー。デリカシーのないことして、ひなちゃんに嫌われないようにね!」


…あー、もう!

こうなるから、おふくろに知られるのはイヤだったんだよっ。


「で、どこ行くつもりなの?いっしょに考えてあげようかっ!?」

「んなことしてくれなくても、大丈夫だって!!」


俺は、残っていた白飯と焼き魚を口に入れた。
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