姫と年下王子たち
それに女に金出されたら、男としての俺の面目が丸潰れっ。


「ひなは黙って、俺についてきたらいいんだよ」


ひなの頭をくしゃくしゃと撫でると、釣り銭と入場券を受け取った。



中へ入ると、いきなり水中トンネルが目の前に広がった。


右も左も上も、魚だらけ!


熱帯魚だろうか。

カラフルな魚たちが、踊るように泳いでいた。


「すごい、すごーいっ!!」
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