姫と年下王子たち
桔平side
「…桔平くん、どうしたの?なんだか今日は、調子悪いね」
首を傾げながら、俺の問題集の丸つけをするひなちゃん。
この間から、ひなちゃんはカテキョの塾に戻ってきて、再び俺の担当になった。
それはめっちゃ嬉しい。
嬉しいんやけど…。
「桔平くんが、こんなに間違うなんてっ…。本当に今日、どうかしたの!?体調でも悪いのっ…!?」
返ってきた問題集のページは、丸よりもバツの数の方が多い。
首を傾げながら、俺の問題集の丸つけをするひなちゃん。
この間から、ひなちゃんはカテキョの塾に戻ってきて、再び俺の担当になった。
それはめっちゃ嬉しい。
嬉しいんやけど…。
「桔平くんが、こんなに間違うなんてっ…。本当に今日、どうかしたの!?体調でも悪いのっ…!?」
返ってきた問題集のページは、丸よりもバツの数の方が多い。