姫と年下王子たち
いきなりのプレゼントに、ひなちゃんは戸惑った様子を見せながらも、パンプスに足を通した。


「どう?つま先とか痛くない?」

「うん、…大丈夫っ」

「よかったー…、ピッタリで」


サイズは聞いたけど、実際履けへんかったらどうしようかと思った。


「…どうして、あたしに?」


そんな問いに、「そりゃ、ひなちゃんやから買ったんやん!」って言いたいところやけど…。
< 3,750 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop