姫と年下王子たち
そんな秋月さんに、時間を割いてでも「俺とデートして」…なんてこと、言えるわけがなかった。


それにせっかくの休日なら、俺と遊ぶよりも、疲れた体を休めた方がいいだろうし。


だから俺は、秋月さんとデートをするつもりはない。


それを2人に話すと、ひどく驚いた顔をした。


もし、デートをしなかったのが原因で俺がフラれるんだとしたら、所詮俺はそこまでの男だってことだ。
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