姫と年下王子たち
「当たり前やん~♪あのコは、明日!」

「…ははは、楽しそうだね」


あたしは苦笑する。


「ひなちゃんはなんでここに?」なんて聞かれると思ったけど、桔平くんはなにも聞いてこなかった。


気を遣ってくれてるのかな…?



「ありがとう。もう大丈夫!」

「そっか!帰る?」

「うんっ」

「駅まで送ろか?」

「すぐそこだから、1人で行けるよ」

「わかった!じゃあ、気をつけて帰りや」
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