姫と年下王子たち
そのコの頭の後ろにそっと腕をまわし、柔らかいキスをする。

それから、深い深いキスをした。


やけど、…なんか部屋の入口に人の気配を感じた。


ふとドアの方に目をやると、…こちらを覗く2つのクリクリとした目が。


俺と目が合うなり、すぐに隠れてしまった。


なんや、今の…!?


一瞬、変なもんでも見たかと思った。


やけど、冷静に考えてみると…。
< 565 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop