姫と年下王子たち
…だよなぁ。



俺はそれから約1時間、家の中を探し続けた。


こうしてる間にも、ひなの身に危険が迫ってるっていうのに…。



そして、ようやく…。


「あったー!!!!」


俺はキーを見つけた。


あったところは、昨日着ていた服の中。


「俺、ちょっと出かけてくるわ!」

「えー!絢斗がいなきゃ、晩メシどうするんだよー?」

「じゃあ、ここに万札置いといてやるよっ。俺、今日集会だから」
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