姫と年下王子たち
なに、ジロジロ見てんだよ。


と思っていたら…。


「キャー!!…不審者ーっ!!」


と叫んだ。


…不審者っ!?

そんなヤツ、どこにいやがる!?


俺が捕まえてやる…!


俺は辺りを見渡したが、不審者らしきヤツはいねぇ。


しかもその女は、俺をガン見している。


もしかして…、不審者って俺のことぉー!?


「…ち、違う!俺は決して、怪しい者なんかじゃねぇっ…!」
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