姫と年下王子たち
許せねぇ…。


「…ちゃーう!!」


また桔平は否定した。


さっきから、なんなんだよ!

ハッキリしねぇヤツだなっ。


「とにかく簡潔に言うと、ひなちゃんには手ぇ出してへんっ!」


桔平は、キッパリと断言した。


桔平のその言葉に、少し安心する俺。


だが、まだそれが真実だと決まったわけではない。


「本当だろうな?」

「ほんま!ほんま!」
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