姫と年下王子たち
それからしばらく、桔平と語り合った。


なんか男同士で長話って、キモチワルイなっ…。


でも答えは出なかったけど、桔平と話せてよかった。


少し気持ちがスッキリした。



俺はふと、部屋の掛け時計に目を移す。


「今日集会あるから、俺行くわっ」


今日は週に一度の、黒龍の集会だった。


俺は桔平ん家を出ると単車に乗って、いつも黒龍が集まる高速道路の高架下へ向かった。
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