姫と年下王子たち
また長谷川くんの優しさが、垣間見えた。


長谷川くんの服を着ると、予想通り…ブカブカだった。


でもないよりは、全然マシっ!



髪を乾かし脱衣所から出ると、芝田さんが駆け寄ってきた。


「…秋月さん、ごめんね!!」

「え?」

「お守り、…あったのっ!!」

「本当ですか!?」

「うん。紐が解けたみたいで、部屋の中にあったの」


それを聞いて、一安心した。
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