姫と年下王子たち
…見つかったんだ。


「よかった……」


するとあたしはなぜか体の力が抜けて、そのまま倒れてしまった。


…そのあとの記憶はない。



気がついたときには、車はもうcoco-toの前に到着していて、みんなは解散していた。


残っていたのは、店長と長谷川くんだけだった。


「…あれ、あたし……」

「気がついた?なんか安心して、そのまま倒れちゃったみたいだよ」
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