姫と年下王子たち
「ところで、あっち…戻った方がいいんじゃね?」


長谷川くんが親指を上げて、向こうを差す。


そこには、翼たちのクラスのコが集まっていた。

どうやら、クラス写真を撮るようだ。


先にあたしと撮ったことに気を悪くしたのか、クラスの女の子がムスッとしてあたしを見ていた。


…なんか、悪いことしちゃったな。



翼と絢斗は、先にクラスのみんなのところへ戻って行った。
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