姫と年下王子たち
「こうゆう行事だけは、好きやもんな~」


それにしても、銀髪の絢斗と背景の校舎が合わなさすぎてウケる。


そんな風に絢斗と小声で話していると、いつの間にか開会式が終わっていた。



「あ、ねーちゃんもきてる」


ふと、保護者席を眺める翼が呟いた。


ねーちゃん…?

って、ひなちゃんのこと?


「ひな!?どこだよっ!?」


絢斗がすかさず反応した。
< 905 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop