Sweet surprise
「…ごめんなさい、わからないです」
「…”密やかな愛”だよ」
密やかな愛…?
「俺、ひなちゃんが好きです。
カフェのためにいろいろ頑張ってたけど、やっぱり疲れちゃう時があって。
でもそんな時に、いつもひなちゃんの笑顔と言葉に元気もらってた。」
心臓がすごいドキドキしてる。
信じられない…嬉しすぎて涙が出そうになるのを必死で堪える。
「俺がカフェを開くまで…まだまだ時間はかかると思うし大変だろうけど…。
ひなちゃんがいたら、頑張れると思うんだ。
だから…俺のずっと傍にいて欲しい。
俺と…付き合ってください。」
真っ直ぐ目をみてそう言ったじんさんを見てると堪えきれず涙が出た。
ドキドキと涙のせいで話すのが精一杯になる。
「っ…はいっ、よろしくお願いしますっ」