雨の繁華街
あまりの勢いに飲み込まれ苦笑いしか出来ない俺。まあ、彼女が嬉しそうならそれに越したことはないのだけれども。けれどもなかなか言い出せずにいる。勿論恥じいている訳でも自信がない訳でもない。それなりの自尊心とポジティブさを持って活動をしているつもりだ。だけど、彼女にはなかなか言い出せない。俺のやってるのは実は…だなんて。
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「別に言えばいいじゃん。本当に興味がなきゃ断るだろうし。でもあれだなあ、お姉様がライブに来てくれるのかぁ」