~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
LOVE1
転校生
「笹倉秋です。よろしく」
「「「キャーーー!!」」」
また人が増えた…
もういらないよ…
「優梨…大丈夫?」
「大丈夫。ありがと桃」
今私を心配してくれた子が私の唯一の友達であり親友の福井桃。
茶色の髪に二重の瞼、スタイルもいいしいわゆる美人
「でも、すごいスペック高いね。笹倉くん」
確かに…
黒に近い茶色の髪に茶色の瞳、綺麗な二重。足も長くてモデル体型と言うか…男の子にしては少しだけ細い
「まぁ、スペックは高いんじゃないかな」
『風川』
「…?はい」
『笹倉に学校を案内してやってくれ』
……はぁぁぁぁぁぁあ!?
何で、私!
「先生…優梨はっ…」
桃が先生を説得しようとした…けど
「風川さん、よろしくね」
隣の席には、転校生がいた
隣いなくて良かったって思ってたけどそれは転校生が来るから開けていたのね…
「…わかりました」
「優梨っ!?」
「大丈夫だよ桃。」
全く大丈夫では、無いんだけど…ね
「優梨が言うなら…でも無理はしないで」
「ありがと」