~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~


「優梨何かイライラしてない?」


「え?大丈夫大丈夫。」



桃に聞かれ誤魔化す


元坂沙織…ね

何が一体目的であんなことをしたのだろう


秋が欲しいから?


私が嫌いだから?


いや…多分どちらもあてはまるんだ……


「はぁぁあ…」



またあの子は何かをしてくる…


私以外には手を出さないで欲しい


でも…もし桃が標的になったりしたら…


ううん…それは絶対に阻止しなきゃ…



「優梨、お昼だよ。秋くん起こして行かないでいいの?」


秋は何故か一時間目からずっと起きない


「秋、お昼だよ」



「ん~」


「ふぁあ」とあくびをしてから立ち上がった


「今日も購買寄ってくれる?」


「あ、私ね秋のお弁当も作ってきたんだけど…やっぱり、購買じゃ栄養偏っちゃうし…迷惑ならいいの!!!」


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