~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~


「……迷惑な訳ないよ。ありがとう優梨」


自分でも凄く顔が明るくなったのが分かった


「うん!!!じゃあ、行こ?」


「そうだね」


秋と横に並んで歩く


でもやっぱり秋は人気だからすぐに噂は流れた


【付き合ってる】と…



まぁ、秋は人気だから…


「あれぇ、朝ぶりかなぁ?」


今一番聞きたくない声がして背中が震えた



「何でここにいるの」


「えぇ~いちゃダメなのぉ?」


「そんなことは言ってないけど…」


「あ、優梨ちゃぁんお昼一緒にたべよぉ」


「何で貴女と…」


「いーじゃん?」


今まで黙っていた秋が喋った


「ダメ!!!」


「何で?」


な、何でってそんなの…


「私がぁ、嫌い…だからでしょお?」


「別に…苦手なだけ」


「あぁ~しゃべり方ぁ?ごめんねぇ」



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