~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
雨宿り
優梨side
6時間目も終わったし、教室にいって学校案内して…
-ガララッ
「秋くん!おまた……寝てる?」
秋くんは自分の席に顔を埋め眠っていた
起こすのは可哀想…だよ、ね
「綺麗な顔…」
本当顔整ってるよね…
良いなぁ~。
「ゅ…うり…」
-!?!?
今私の名前呼んだ!?
なんだろう何か懐かしい感じがする…
昔、頭撫でたり良くしてたなぁ
あれ?誰のだっけ…?
「…いっ」
「ん…ゆ、う…り…!?優梨!」
「大丈夫大丈夫」
何か大切なことを忘れてる気がする
大切な…思い出を
思い出せない
「大丈夫か優梨。気分は」
「ん、大丈夫だよ」
「それなら良いけど」