~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
さっきも言ってたけど…
「も、もう…からかわないで!」
「からかってないよ。優梨が可愛いから可愛いって言っただけ」
「可愛い」
「可愛いく…ない!」
可愛いくなんて…ないもん
でも…秋くんが真剣な顔して言うから、何か……
ドキドキしちゃう
-グイッ
「へ!?」
急に何かに引っ張られて何かにぶつかった
「可愛い。」
引っ張ったのは秋くんで私は今秋くんに……抱き締められてる!?
「なっ…なな////」
「優梨が可愛いって認めるまで放してあげない」
そう言って秋くんは私と同じ目線まで腰を曲げた
「そ、そんなこと言われても…」
「優梨は可愛い。ちゃんと自覚持った方がいいよ」
「わ、分かった!だから放して…!」
今日会ったばかりの男の子にこんなことされるなんて…!
「ダメ。ほんとに自覚して」
そして、もっと強く私を抱き寄せた
「あ、秋…くん…///お願い…放し…っ」
-ズキンッ
「痛っっ…」
またさっきと同じような…ううん、今の方が痛い。
「優梨!?大丈夫!?」
秋くんが焦って、私の顔を見る