~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「大…丈夫だ、から……」
痛い……風邪?
でも風邪何かよりもっと痛い…
「顔真っ青…っ保健室に…」
秋くんがあたふたしながら私を抱き上げる
「大丈夫だからっ!お、ろして…」
「顔真っ青なのにそんなこと言っても説得力ないから」
秋くんが保健室のドアを開けた
-ガララッ
「先生…って居ない…」
「頭痛いのは、もう大丈夫…だよ」
「でも…」
秋くんはベッドの上に私を寝かせた
「とにかく寝てな…顔色が戻るまで」
「ありがとう」
そうして私は眼を閉じ、睡魔によって眠りに落ちた…