~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~

秋side


親父の都合で転校することになった俺、笹倉秋は転校早々めんどくさいことに…

「笹倉秋です。よろしく」

「「「キャーーー!!」」」


うるさい、どこからそんな声でんのか不思議。


『風川』


担任が誰かの名前を呼んだ

「…?はい」

俺が目線を向けたその先には、ミルクティーのような綺麗な髪に二重の大きな瞳、小さな鼻、少し赤にちかいピンクの唇。

これが美少女っていうんだろうな…


『笹倉に学校を案内してやってくれ』

え!あの子が?

「先生…優梨はっ…」


優梨って子の友達が説得させようとするけど…


「風川さん、よろしくね」

この子の事をもっと知りたいと思った…

「…わかりました」


俺は心の中で笑った


転校早々はめんどくさいけど…


楽しくなりそうだ。



< 2 / 106 >

この作品をシェア

pagetop