~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
秋side
親父の都合で転校することになった俺、笹倉秋は転校早々めんどくさいことに…
「笹倉秋です。よろしく」
「「「キャーーー!!」」」
うるさい、どこからそんな声でんのか不思議。
『風川』
担任が誰かの名前を呼んだ
「…?はい」
俺が目線を向けたその先には、ミルクティーのような綺麗な髪に二重の大きな瞳、小さな鼻、少し赤にちかいピンクの唇。
これが美少女っていうんだろうな…
『笹倉に学校を案内してやってくれ』
え!あの子が?
「先生…優梨はっ…」
優梨って子の友達が説得させようとするけど…
「風川さん、よろしくね」
この子の事をもっと知りたいと思った…
「…わかりました」
俺は心の中で笑った
転校早々はめんどくさいけど…
楽しくなりそうだ。