~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
えぇぇぇぇぇ!何でか、お父さんに抱きつかれてるんですけど!?
しかも…か、彼女だなんて…!
「違うから、離してやって」
「あーすまない…」
「い、いえ!大丈夫です!」
何かいい匂いした…っ
てか、緊張したぁ~!
「彼女じゃないのか…」
「今日会ったばっかだよ」
「今日!?お前あれほど女の子に手は出すなと」
「出してないからっ…!」
に、賑やかだなぁ…
私は一人で苦笑していた。
「春樹遅いわねぇ…」
「部活だろう?」
春樹?秋くんの兄弟かな…
でも弟はいないって今日言ってたし…お兄さんかな…