~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「春樹…ね…」
「…秋くん?」
「俺の部屋行こう」
そう言い私を引っ張り、階段を上がってすぐの部屋のドアを開けた
「はぁ…うるさくてごめん」
「賑やかでいいじゃん。私はいつも一人だし…」
両親は外国で滅多にこっちに帰ってこない
中学二年から両親は外国で、高校になるまではおばあちゃんに面倒を見てもらっていた
「本当に大丈夫?」
「何が?」
「今日初めて会った男の家なのに…」
「大丈夫だよ…!秋くんとはもう友達…でしょっ?」