~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「兄さん。友達だってさ、ど~んまい」
声が聞こえて、後ろを振り向くとみたことのある顔だった…
「春樹くん…?」
「優梨さん、こんばんは」
え!?な、何で…
「笹倉春樹くん…だよね?」
「そうですよ」
ニコッと笑った顔が男の子とは思えないほど可愛らしい
「え!?どういう事?兄さんって何!?」
「春樹…いつからいた」
「兄さんが優梨さんに大丈夫?って聞いたときかなぁ」
「はぁ…ノックして入れよ」