~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「相変わらず仲良いね!」
「あんなやつと?あり得ない腐れ縁ってやつだよ…!」
腐れ縁…かぁ、いいなぁ私にはそんな人…いないからなぁ…
「で!優梨!さっきの続きだよっ」
さっき…?
あぁ!蛍くんが来る前に桃がいいかけてた…!
「あぁ…そうだったね。で、なんだったけ…」
「だから…「風川さん、教科書見せてくれない?」
……桃また遮られたよ
「あ…え…そうだったね。待って、今出すね」
「また…遮られた」
あぁ…しょんぼりしてるよ桃
「福井さん、ごめんね?話に割り込んじゃって…」
「え…大丈夫!大丈夫だよ!気にしないで?」
何か仲良くなってない?
え…私も入るべき!?
「笹倉くん、はい教科書」
生物の教科書を笹倉くんの机の上に出した