~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「今日…突然キスなんかして…ごめん」
「え!?あ、ううん気にしないで!」
「でも…っ」
唇を噛んで頭を下げながら謝る蛍くんを見て私は慌てた
「頭、上げて!蛍くん!」
「ごめん…」
「大丈夫だよ。ちょっとビックリしただけだから…!だから…頭上げて?」
私がそう言うと蛍くんは恐る恐る頭を上げた
「……」
「蛍くんが気にすることないよ!…ね?」
「ありがとう…優梨ちゃん」