~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「うん、嬉しい。俺を男と思ってくれてるしね…」
「そ、そーゆーものなんだ…」
「もう、安全圏にいることはやめたんだ…あいつのためにも…俺のためにも」
あいつ…?
誰だろう。でも……聞いちゃいけないような気がして聞けなかった
「ここだよ!」
「………」
「蛍くん、どうしたの?」
蛍くんが私が住んでいるマンションを見て固まっている…
「優梨ちゃん。ここに住んでるの…?」
「…?そうだよ。どうかした?」
そうすると私を見て“ハハッ”と笑った